「輸入許可」が出たら安心?ビジネスの勝負を分ける“許可後”のスピードとは
海外から商品を仕入れる際、長く複雑な道のりの末にようやくたどり着くゴール。それが、税関から発行される「輸入許可」です。 この「輸入許可書」を手にしたとき、多くのEC事業者様は「これで一安心」「やっと販売できる」と胸をなでおろすことでしょう。 しかし、24時間365日動き続けるECビジネスの最前線において、本当の勝負は、実はこの「許可」が出た直後から始まっています。 今回は、「輸入許可」が持つ本当の意味と、許可後にいかに早く商品をキャッシュに変えるか、そのための“スピード”の重要性について、物流のプロが解説します。
そもそも「輸入許可」とは何か?
「輸入許可」とは、一言でいえば「国(税関)が、その貨物を国内に引き取ることを法的に認めた、というお墨付き」です。
輸入申告された貨物が、 法律で規制されている危険物や模倣品などではないか 関税や消費税は正しく計算され、納付されているか といった点を税関が厳しくチェックし、すべての条件をクリアした貨物に対してのみ、「輸入許可通知書」が発行されます。
この許可を得て初めて、商品は保税地域(港や空港の倉庫)から引き出され、日本のマーケットで自由に販売・使用できる資産となるのです。つまり、「輸入許可」は、EC事業者様にとって国際物流における一つの大きなゴール地点と言えます。
問題は「許可」から「出荷」までのタイムラグ
無事に輸入許可が下りた。・・・しかし、ここで安心してはいけません。 お客様は、その商品を一日千秋の思いで待っています。ここでEC事業者様が向き合うべきなのは、「許可が出た商品を、いかに早くお客様の元へ届けられるか」という、次なる課題です。
多くの物流倉庫では、以下のような流れが一般的です。
月曜午前:税関から輸入許可が下りる。
月曜午後~火曜午前:港や空港から物流倉庫へ貨物を輸送。
火曜日中:倉庫で荷受け、検品、棚入れ作業。
水曜日以降:ECサイトからの注文に対して、ようやく出荷が開始される。
輸入許可から実際にお客様へ出荷されるまで、実に2日以上のタイムラグが発生してしまうのです。この遅れは、販売機会の損失や顧客満足度の低下に直結します。
「許可後」のスピードを制する者が、ECを制する
このタイムラグを解消し、お客様の期待を超えるスピードを実現するのが、私たJK-LOGISTICSの「365日出荷対応」体制です。
私たちは、お客様のビジネスを止めません。 月曜の午前中に輸入許可が下りた場合、JK-LOGISTICSなら、その日のうちに商品を倉庫へ搬入し、検品・棚入れ作業を完了させることが可能です。 なぜなら、私たちの倉庫は週末や祝日も休むことなく、常に商品を迎え入れる準備ができているからです。そして、ECサイトからの注文データと連携し、最短で翌日にはお客様への出荷を開始できます。 一般的な物流フローと比較して、1日、2日とリードタイムを短縮できるこの差は、
販売機会の最大化(話題の商品をいち早く市場へ)
顧客満足度の向上(「もう届いた!」という感動体験)
キャッシュフローの改善(迅速な商品化)
といった、計り知れないビジネスインパクトをもたらします。 「輸入許可」はゴールではありません。それは、お客様へ商品を届けるための、最終スプリントのスタート合図です。
そのスタートダッシュで他社をリードし、ビジネスを加速させたいとお考えなら、ぜひ一度、私たちJK-LOGISTICSにご相談ください。許可後の「1秒」を大切にする物流体制で、貴社のビジネス成長を強力にサポートします。
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